お見合いの断り方でお悩みの方! 失礼にならないコツを詳しく解説!

お見合いの断り方でお悩みの方! 失礼にならないコツを詳しく解説!

「お見合いの話があるけど気乗りしないので、上手な断り方を知りたい」とお考えでありませんか? せっかくのご縁でも、相手が気に入らないなどの理由で断りたいこともありますよね。しかし、お見合いの断り方によっては、相手や紹介者に対して失礼に当たることもあるでしょう。お見合いの断り方が悪かったために、人間関係が気まずくなるのは避けたいものです。

そこで今回は、お見合いの断り方について詳しく解説します。

この記事を読むことで、お見合いを穏便に断るコツがよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.お見合いの断り方で注意すること

最初に、お見合いの断り方で注意すべきポイントを見ていきましょう。

1-1.必ず紹介者を通じて断る

お見合いは、紹介者を通じて断るのが基本的なマナーです。お見合いには、必ず紹介者が存在します。皆さんのために、よい縁談を探して紹介してくれたことに敬意を示すためにも、必ず紹介者を通じて断ってください。お見合い相手に直接断るのでは、紹介者の立場がなくなってしまいます。

1-2.あやふやな言い方をしない

断りの連絡を入れるときは、あやふやな言い方をしないように注意してください。こちらでは断っているつもりでも、話を進められてしまうことがあるからです。紹介者との話がかみ合わないと感じたら、誤解されている可能性があります。たとえば、断りたいのに「とてもすてきな方で、気後れしてしまいました」とだけ伝えれば、相手をとても気に入っているように聞こえるものです。ハッキリと「お断りします」と伝えることを意識しましょう。

1-3.感謝やお礼を忘れない

お見合いを断るときは、紹介者への感謝やお礼を忘れないことが大切です。自分のために時間や労力を使って縁談を紹介してもらったのですから、きちんと感謝してください。紹介者も、皆さんに喜んでもらいたくてお見合いの話を持ってくるのです。きちんと礼儀を尽くすことができれば、再びよい縁談を紹介してもらいやすくなるでしょう。

2.失礼にならないお見合いの断り方

失礼にならないお見合いの断り方を具体的にご紹介します。

2-1.相手を非難しないようにする

お見合いの断り方では、相手を非難しないようにすることも大切です。たとえば、容姿が気に入らない、学歴や職歴に不満があるなど、相手について非難することはやめましょう。紹介者からすれば、よかれと思って紹介した相手です。お見合い相手を非難することは、紹介者を非難することにもつながり、重大なマナー違反となるので注意してください。

2-2.なるべく早く断る

お見合いに気乗りしないときは、なるべく早く断るようにしてください。どっち付かずの状態でズルズルと引き延ばすのでは、相手にも失礼です。お見合いは、真剣に結婚相手を探すための手段であることを忘れてはいけません。自分のことばかり考えず、早く断って先方の時間を束縛しないようにしましょう。

2-3.あくまでも自分に理由があることにする

お見合いを断るときは、あくまでも自分に理由があることにしましょう。相手のせいではないことにすれば、穏便に済みます。お見合いを断るのは、自分に至らない点があるからだとすれば、断られた相手も悪い気はしません。また、紹介者の顔をつぶさずに済むのもメリットです。

3.やってはいけないお見合いの断り方

お見合いの断り方で、やってはいけないものを具体的にご紹介します。

3-1.お見合い相手に直接断りを入れる

お見合い相手に直接断りを入れるのは、マナー違反になります。お見合いは、紹介者を通じて断るのが筋だからです。すでに電話番号やメールアドレスを交換した後であっても、断りを入れるのは紹介者にしてください。なお、相手の電話番号やメールアドレスは、断りを入れるのと同時に削除し、個人情報が流出しないように配慮することも大切です。

3-2.お見合いの最中にその場で断る

いくら理想とかけ離れた相手であっても、お見合いの最中にその場で断るのはやめましょう。もしもデートの際、相手が失礼な言動や行動を取っても、その場はなるべく穏便に納めてください。その場で断ってしまうと、相手が逆上して思わぬ展開になることもあります。

3-3.メールやSNSで断る

メールやSNSで断るのもやってはいけません。メールやSNSで断るのは、手軽過ぎて相手に失礼な行為になります。気が引けるのも分かりますが、お見合いを断るときは電話で伝えしょう。メールやSNSで断ると、非常識な人と判断されます。お見合いを設定し、紹介してくれるのも楽なことではありません。紹介してくれる人の手間や苦労も考え、誠意を持って断りましょう。

3-4.わざと失礼な態度や言動をして嫌われようとする

お見合いを破談にしたいからといって、わざと失礼な態度や言動をして相手に嫌われようとするのはいけません。相手から断ってもらえれば。気が楽なのは分かります。しかし、わざと失礼な態度や言動をすれば、紹介してくれた人の顔をつぶしてしまうことでしょう。お見合いを断るのなら、誠実な態度で臨むことが大切です。

4.相手に会う前に断るにはどうすればいい?

相手に会う前に断るにはどうすればいいか、具体的に解説します。

4-1.今は結婚を考えられないと伝える

今は結婚を考えられないと伝えれば、丸く収まります。紹介してくれたことはありがたいけど、自分に結婚の意思がなければ、相手にも無駄足を踏ませてしまうと伝えるのです。先方も、結婚する気持ちがないのならと納得してもらえることでしょう。紹介してくれた人にも、一番角が立たない断り方です。

4-2.自分にはもったいない人だと伝える

相手に会う前ならば、釣り書きを見て自分にはもったいない人だと断ることも可能です。たとえば、学歴や勤務先などが立派過ぎて気が引けると伝えれば、先方にも失礼に当たりません。ポイントは、あくまでも自分にはもったいない人で、気後れするから断るのだと伝えることです。

4-3.体調不良や仕事が忙しいことを理由にする

相手に会う前に断るのなら、体調不良や仕事が忙しいことを理由にするのもおすすめです。自分にはどうしようもない問題で断るので、相手を傷付けることもありません。体調不良ならお見合いの場所に出かけるのも困難ですし、仕事が忙しければお見合いをしてもなかなかデートすることもできないでしょう。特に、お見合い相手が結婚を急いでいる場合は、次の相手を探してもらえる理由にもなるため、円満な断り方となります。

5.お見合いの断り方に関するよくある質問

最後に、お見合いの断り方に関する質問に回答します。それぞれ確認してください。

Q.お見合いの断り方が悪いとどんなデメリットがある?
A.以下のようなデメリットが考えられます。

  • 二度と紹介してもらえないことがある
  • お見合い相手から悪いうわさを流される可能性がある

残念ながらうまくいかなかったお見合いでも、自分と何らかのご縁があったという事実を忘れてはいけません。断り方が悪いと、今後よいご縁に恵まれなくなる可能性があるので十分に注意してください。

Q.お見合いを断った相手におわびの品を送るべきか?
A.必要ありません。むしろ、おわびの品を送るほうが失礼に当たるのでやめてください。

Q.お見合いを断ってばかりでは縁談が来なくなるのでは?
A.マナーを守った断り方なら問題ありません。条件が整っていれば、今後も引き続き縁談が舞い込むので心配し過ぎないようにしましょう。

Q.お見合いを断ったはずなのに先方が引き下がらない場合はどうする?
A.断り方があいまいだった可能性があります。再度紹介者に連絡して、結婚の意思がないことをハッキリ伝えましょう。

Q.お見合いの話がたくさんあっても断りたい人ばかりなのはなぜ?
A.紹介者にお見合い相手の希望条件がうまく伝わっていない可能性があります。今後のためにも、紹介してほしい相手の条件をまとめて再度伝えておきましょう。ただし、マナーを守ることと、タイミングを間違えないことが大切です。

まとめ

今回は、お見合いの断り方について詳しく解説しました。相手のことが気に入らない、お見合い自体に気が乗らないなど、お見合いを断りたいこともあるでしょう。しかし、お見合いは紹介者の立場もあるので、断り方に注意する必要があります。何らかの理由でお見合い相手が気に入らなくても、自分に理由があることにして断りましょう。また、断るときは必ず紹介者に伝えることで角を立てずに済みます。お見合いの断り方によっては、今後よい縁談があっても、一切紹介してもらえなくなるので注意しましょう。